ものだねっと

■作業とゲームと現実の板挟み。 ■FGO:ネロちゃまは万病に効くどころの話じゃなかった。

ムーンキャンサーとは何か

どうも、ものだねです。
久しぶりの考察記事ですね。
オーディールコールが始まる前なら何でも言える!
けど、この考察は正しいと信じています。

 

ムーンキャンサーとは?

まず、タイトルの通り、ムーンキャンサーとは何か。

それは、
観測するだけの存在(ムーン)が人類に肩入れするというエラー=癌(キャンサー)
です。

 

この思い付きを補強する素材を見つけられてはいないんですが、
一通りの関連する情報を羅列するならば、

  • 月(ムーンセル)とは地球人類を観測し続ける宇宙文明の遺構である
  • ムーンセル及びそこで生まれたNPC・AIは人類に加担することはない。
    聖杯戦争でも観測の補助パーツである
  • AI(BB)がただ一人の人類=ザビに入れ込んだ結果ムーンキャンサーとなった
  • CCCコラボでムーンセルという観測装置は人類に干渉した(肩入れした)
  • BBと水着BBは定義はどうあれ人類の味方である
  • アーキタイプ:アースは本来人類に干渉しないガイア側の存在。
    ただし、英霊召喚という形で人類の味方をしている

この中でキーになるのは人類の味方あるいは肩入れしているではないかなと。

その点から、他のムーンキャンサーを読み解いてみましょうか。

 

殺生院キアラ

キアラの在り方の大元(インストール元)はCCCルートにおいて、ムーンセルに接続し、自分以外の人類(キアラからすれば虫)を使い潰すことにあります。
この状態はムーンセルがただ1人の人類に肩入れしている、とも考えられます。

アルターエゴという外面を取っ払った中にあるのはそういう側面でしょう。

 

(9/8追記)

ビーストキアラはBBが手を尽くした結果、虚数事象になりました。
カルデアにいるのはそのアルターエゴで、水着キアラもアルターエゴの派生です。

一応、もうビースト本体は手出ししない者(観測者)の位置にあります。
アルターエゴの時点で外面的には人類カルデアの味方なのですが、
あくまでもビーストキアラの気まぐれで成立した霊基です。

そこから更に本来のFGO世界のキアラに寄っていて、(殺生院リリィ)
キアラの人類カテゴリーの中に確実にアンデルセンが含まれているはずです。
だって、そうでなければあのキアラが対等以上に扱うはずがありません。

果たして本当に(我々の定義の)人類の味方なのか?という点は疑問ですが。

 

テノチティトラン

テノチティトランとは都市です。
都市は人類のために作られた存在ですが、本来、というよりは都市として生きているうちに自身の意思を持って人類に干渉できません。
言い換えれば、都市上の人類を観測し続ける装置です。

今回のドバイでは、都市としての在り方を水着で押し出しているので、
都市として人類に味方していると解釈できます。

 

ジナコ=カリギリ

ジナコは月の聖杯戦争において、モラトリアムの段階で聖杯戦争から逃げ出し、
聖杯戦争の終わりまでただただ引きこもり続けるマスターです。
観測者ですらありませんが、誰にも肩入れしない在り方だったからこそ、
英霊召喚の依り代にされた結果、ムーンキャンサーになったのではないでしょうか?

 

(8/25追記分)
ガネーシャの側から見てみましょうか。
ガネーシャは大奥ラストでパールヴァティーからヘルプコールを受けました。
つまりそうしたやりとりがなければ他の名前すら出てこない神と同じように、
傍観者のままだったのがガネーシャです。

観測者と傍観者、ちょっと似てますよね。
力だけ渡し、真名すらもガネーシャではない。
他の疑似鯖は真名も貸しているのに?
おそらく、ムーンキャンサーであるために逆に真名すら貸せない状況であるかもしれません。

 

そんなに深く考えなくても、BBの手引きだから、で済む話かもしれませんが。

ちなみにジナコの幕間で
BBちゃんは自分が関わったからムーンキャンサーになったと言っていますが、
その後、なぜムーンキャンサーになったかわからないとも言っています。

 

シエル

シエルは解釈が難しいですね。
今回のドバイで申請したからかもしれませんし。
ただ、贖罪として誰にでも優しくできるなら、誰の味方でもなく、
代行者という一点で人類の味方であると判断された、と無理やり解釈できなくもなさそうです。

(8/25追記分)
ロアという観測者の抜け殻となり、
魂のラベルがロアでありながらも人類の味方として戦っているから。
辺りが妥当な解釈かなと思います。

 

ひとまずおわりに

まあこんなところでしょうか。

 

ざっくり今回の考察を元に考えるならば、

BBちゃんには人類3%未満で発動するモードがあるらしいので(ソースをすぐに見つけられなかった)
人類の味方ではなく観測者になってしまったのが現在のBBドバイではないか?
虚数空間に沈んだのも、自身への抵抗の一環だったのではないか?

 

ムーンキャンサーの定義・発生源であるBBがムーンキャンサーでなくなった結果、
ムーンキャンサーというクラスの在り方が揺らいでしまい、
計測不能になってしまったのではないか?

 

ムーンキャンサーの定義から外れたBBちゃんを吸収し、
元のムーンキャンサーの定義の在り方から外れなかったカズラドロップが
今度召喚されるBBドバイの正体なのではないか?

 

という感じで、これくらいにしておきます。
当たってるかなー?

 

その他思い浮かんだらツイートしたりなんなり。

 

 

ムーンキャンサーの即死耐性とは?(9/6追記)

ムーンキャンサーの即死耐性について、当初の考えは

観測者に不死が要求される以上、そこから生まれたムーンキャンサーも不死である

というものでした。

 

これ自体はムーン(観測者)を重視した仮説でしたので、
キャンサー(癌)を重視した仮説を考えてみました。

 

再発。つまり、蘇りから来る即死耐性ではないか、という説です。
こちらも観測者から介入者になるという説と同様、
各鯖について説明していきましょう。

 

BB

BBは桜のバックアップが独自に動き出した存在です。
桜が記憶をバックアップに封印した時点で、
一度死んでいると解釈すると蘇ったことになります。

 

水着BB

インストールした女神ペレは現代でも存在する特異な神性であり、
そこから不死属性を得たので、多分蘇ります。

 

ジナコ=カリギリ

ガネーシャ神が一度首を刎ねられて、象の首で蘇ったのは言わずもがな。

ジナコも本来は片道切符のはずの月から生還しています。
蒼崎姉妹さえ死ぬことを前提にしての月へのアクセスでしたから、
実質蘇ったと言っても過言ではないでしょう。

 

水着キアラ

水着キアラは人魚の肉を食べて不老不死を得たので、蘇ります。

 

アーキタイプ:アース

地球が死なない限りは死にません。蘇ります。

 

シエル

ロアとしての不死を獲得する前に自力で蘇生しました。

 

テノチティトラン

かつての都の上にメキシコシティがあるので蘇ったと言えます。

 

BBドバイ

ムーンドバイは再起動された都市なので蘇ったと言えます。

 

ムーンキャンサーと邪神(9/7追記)

この考察は上にある8/25のツイート「癌の切除」という発想から生まれたものです。
ここでの考察の根幹である「観測者から生じた介入者(人類の味方)」を前提にしています。

まあぼく自身はニャルというかクトゥルフ神話自体に詳しくないのですが、
型月設定では外宇宙の神性はこちらの世界を虎視眈々と狙っているようです。
隙を狙っているが本体は手出しができない、
ある種の観測者として扱ってもいいでしょう。

ここで、ニャルに対してトラップが発動します。
ムーンキャンサーというクラスは「観測者から生じた介入者(人類の味方)」です。
その在り方は「観測者に害を及ぼす執着(エラー)」によるものです。

観測者に及ぼす害、というのもまちまちで定義が難しいのですが、
考えるに実害やアイデンティティ・クライシス…でしょうか。

  • BB(ザビ)→ムーンセル
  • キアラ(アンデルセン)→ビーストキアラ
  • ジナコ("誰でもない誰か"のために頑張る)→月の裏側のジナコ
  • アーキタイプ:アース(人類あるいは志貴)→地球
  • シエル(人として死ぬこと)→ロア
  • テノチティトラン(トラマカスキ)→メキシコシティ

 

ニャルに対してもムーンキャンサーの定義が成立すれば、
ニャルの化身でありながら、ニャルの干渉を受けないという在り方になります。

 

つまりニャルのようでいて、しかしBBでもあるという本人の言は正しいのです。

 

ぐだのオーディールコール=追体験要素(9/12追記)

ここでは中編までの情報とこの記事での考察を元に書いていきます。
一応ネタバレ注意としておきます。

 

干渉できない観測者とは?

大前提として、観測者について解き明かす必要があります。
ぐだが観測者なのか?
あるいはカルデアが観測者なのか?

今回の場合、連絡が取れなくなったノウム・カルデアが観測者だと思われます。
本体は干渉できない、という点が重要です。
ぐだの行動について、ノウム・カルデアは一切を関知しない。

未来へのレイシフトについては運命保護が必要です。
しかし、フィニス・カルデアにもノウム・カルデアにもその設備はなく、
今回もCCCコラボと同じように
カルデアBB(現BBコスモ)が運命保護を請け負う予定でした。

実際にムーンドバイでぐだの運命保護を行っているのはBBドバイですが。

 

介入者(人類の味方)になるキッカケ

これは現時点では描写されていません。
現時点で描写されているのはいつもの

  • 自分たちの命を守る
  • 現地住民の命をできる限り守る

という行動の延長であり、これによって歴史の改ざんは起きてはいません。
なぜなら、ぐだが来なければアンキ・エレシュキガルも存在しないからです。

おそらく、アーキタイプ:アースから提示されたなぜ人類は滅んだか
これがキーとなって人類の味方になると思われます。

 

即死耐性から考えうるムーンキャンサーの条件「蘇生」

これは単純で、アンキ・エレシュキガルの重力圏は別宇宙、
ユニヴァースにおける冥界です。

これが意味するところはであり、
ブラックホールからの脱出は本来不可能なので、
脱出できた場合は蘇生したとみなせます。

 

観測者に及ぶ害

カルデアは未来改変が目的の組織ではありません。
人理保証機関なのです。100年後までの未来を観測する組織なのです。
なのでもし、この干渉によって本来途絶えるはずだった人理が継続した場合、
本来の仕事の領域を超えた干渉となってしまいます。

 

 

 

ノシ