ものだねっと

■作業とゲームと現実の板挟み。 ■FGO:ネロちゃまは万病に効くどころの話じゃなかった。

デジモンビートブレイク考察

どうも、ものだねです。
今日の展開は衝撃的でしたね。
ハバキリモン進化回からおおよその見当はつけていましたが、デジモンの進化条件についての考察をまとめました。

デジモンはなぜ生まれるのか

どこかの展示でデジモンとサポタマAIの関係が明かされていたらしいのですが、覚えていないので省きます。
知ってたら教えてください。

 

これでした。

 

デジモンはeパルスが不安定になると生まれるようです。
その原因は様々ですが、最も大きな要素になるのは孤独・孤立のように感じます。
サポタマでは補助しきれない孤独や孤立を癒す存在がこのビートブレイクの世界のデジモンなのだと思います。

 

ある意味でGIFTは正しいことを言っていたのです。
人を導くために生まれたというのはあながち間違いではありません。
ただし、乗り越えるべき試練は人に降りかかるものです。
デジモンの存在は試練を乗り越える手助けに過ぎないと、ビートブレイクの世界が知るのはまだまだ先かもしれません。

 

デジモンは自分が生まれた理由を知っている

デジモンは絶対に自分が生まれた理由を忘れることがありません。
自身の存在理由という核でもあります。
例えばメフィスモン。
メフィスモンはミハルの黒いeパルスで進化しても、チフユの願いを忘れていませんでした。

 

だからこそ、他人のデジモンを進化させることはほぼ不可能であると感じます。
たった1つの例外を除いて。
その例外こそが先に挙げた黒いeパルスです。

 

黒いeパルスとは何か

黒いeパルス、黒い感情。
ハッキリと明かされてはいませんが、黒いeパルスにはネガティブな衝動が描写されがちです。

デジモンに与える影響としては、

  • 自分のデジモンを暴走させる
  • 他人のデジモンを進化させる

の2つが主に明かされています。

 

なぜこのような影響があるのでしょうか?
ネガティブな感情によって、デジモンの存在理由を否定するからでしょう。

 

ゲッコーモンが暴走した原因はゲッコーモンの存在を否定したからでした。
いつも自身を置いていく兄に不満を抱き、許したい気持ちとの狭間で揺らぐトモロウは
特に「許さない」という感情によってeパルスが黒く染まります。

 

ウィザーモンは世界をより良いものしたいというチフユの願いから生まれました。
しかしミハルは姉のいない世界を呪う正反対の願いによってメフィスモンに進化させました。

 

ソウジは何らかのトラウマを抱えており、デジモンに対して破滅を願っていました。
五行星だった頃から自滅的な性質があったことが伺えます。

 

ホノカも実は黒いeパルスの持ち主だったことが明かされました。
ホノカ自身はマリンキメラモンを制御できていますが、何回か登場したうちマリンキメラモンが言葉を話したのは前回のVSベアキャットモンが初めてです。

 

デジモンの進化に必要なもの~各キャラ究極体進化考察

パートナーデジモンは合わせ鏡。

デジモンの進化条件はそれぞれに設定があるように感じられます。
成熟期は「強さを願うこと」
完全体は「デジモンが生まれた理由に向き合うこと」
究極体は「生まれた理由を他者と共に乗り越えること」

 

成熟期はわかりやすいと思います。
完全体の進化条件はベアキャットモン進化回が特にわかりやすいでしょう。
究極体はわかりにくいかもしれません。

 

究極体の進化条件について、敵として立ち塞がった完全体・究極体のケースを見ていきましょう。

 

  • クレイとピラミディモン

クレイは他人のeパルスを強奪して究極体に進化させました。
これは事故から究極体の進化条件を推理した結果であり、同時にクレイが腹心であった内藤を切り捨ててしまった罠でもありました。
なぜピラミディモンが不安定だったのか?
それは他者を切り捨ててしまう精神性だったからだと思います。

 

  • ミハルとメフィスモン

メフィスモンは姉チフユのデジモンであるため、元々進化させるのは難しかったでしょう。
しかし家族であり、ウィザーモンが生まれた理由を知るミハルであれば、進化させられる可能性を持っているはずです。
服役後、ウィザーモンともう一度やり直せたならば究極体に進化させられるかもしれません。

当時はなぜ進化させられなかったのか?
単に他者のeパルスもなければ黒いeパルスでデジモンにも寄り添うことのなかったミハルには資格がなかったのだと考えます。

 

  • ソウジとマリンデビモン

ソウジは先にも書いたように、何らかのトラウマを抱えています。
トラウマに向き合うこともできず、デジモンを拒絶するので進化できませんでした。
黒いeパルスでの究極体への進化に必要なのは他者のeパルスの強奪です。

自棄になっていたソウジは、過去に突き落とされたキョウによって救われました。
やり直す機会が生まれたソウジもいつかはトラウマに向き合える日が来るかもしれません。
ソウジの隣にいるべき最初のパートナーデジモンはもう存在しないので、究極体に進化させる日は来ないでしょうが…。

 

  • アスカとヘリオスボアモン

アスカは究極体に進化させることができましたが、進化は暴走を伴うものでもありました。
黒いeパルスなしでの進化と暴走はなぜ起こったのでしょうか?
答えは、デジモンと向き合えなかったからでしょう。

当時のアスカはヘリオスボアモンをキョウに託しました。
理由はトモロウを守るのに邪魔だったからです。
キョウと再会したことで他者を頼る道が生まれたアスカは究極体の進化条件を満たしました。
しかし、トモロウを守りたいのにヘリオスボアモンがいると傍で守れないジレンマの果てにアスカはヘリオスボアモンを拒絶したのです。

拒絶されたヘリオスボアモンはアスカのために眠りにつくことを選びました。
今度こそアスカと共にトモロウを守れる未来を夢見て…。

 

  • カイトとアポロモン

カイトは最強にこだわっています。
キョウを最強と認め、カイトはこの壁を乗り越えるためにフレアモンと共に戦ってきました。
カイトの究極体の進化条件はおそらく「他者と最強の座を争い切磋琢磨する」でしょう。

 

  • ホノカとマリンキメラモン

黒いeパルスの持ち主であったことは先にも触れました。
青春アレルギーであるホノカはカイトの取り巻きと自分を位置づけて行動しています。
「カイト様」は手の届かない存在だと自分で壁を作っているのです。
その様子は傍目には青春と何が違うのかとさえ思ってしまうほどの追っかけっぷりですが…。

元は五行星の現最強に付きまとっているだけだったのでしょう。
弱者とレーナを蔑む様子からも強さへの拘りが伺えます。
しかし、ホノカは最強ではなくなった「カイト様」の晴れやかな顔に惚れてしまいました。
ホノカが青春アレルギーを乗り越えてマリンキメラモンを進化させられる日は必ず来るはずです。

 

グローイングドーンの究極体進化条件

  • キョウとクーガモン

クーガモンが生まれた理由は「他者を守るため」です。
かつてeパルスが黒かったのも、クリーナーという仕事が他者を傷つけるからでしょう。
国民保護省によって他者を守る理由そのものを奪われてしまったのです。

ニリンソウでの生活、そしてグローイングドーン結成によって、理由を取り戻したキョウ。
グローイングドーンの皆を信じることでムラサメモンはハバキリモンへの進化を果たします。
キョウはもう独りで戦うことはないはずでした。

 

キョウはなぜもう一度ハバキリモンに進化させて戦えなかったのか。
限界が近かったのも理由の一つでしょう。
しかし、最も大きな理由は孤独な戦いに挑んだからなのだと思います。

 

  • レーナとプリスティモン

プリスティモンが心に刻むレーナの言葉。
「ビビって逃げたくなった時こそ前に進め」
完全体の進化条件は「身近な人がいなくなる恐怖」に向き合うことでした。

クーガモンが欠けたことで、レーナはもう一度この恐怖に向き合うことになりました。
次回、どのように乗り越えるのか楽しみですね。

 

  • マコトとキロプモン

久遠寺財閥の当主(父)との確執はまだ解決していません。
ツカサとは仲直りできたのですが。

完全体の進化条件は「自由になる」。
進化回では父という抑圧からツカサを通して向き合うことができました。
しかし、究極体に進化するためには父と今度は真正面から向き合い、乗り越えなければいけません。

前回まではここからどうするんだという感じでしたが、今回で一旦退却し、シャングリラエッグという目的地がわかった今であればきちんとやってくれるという確信が持てます。

 

  • トモロウとゲッコーモン

先にも触れましたが、トモロウは「許さない」という感情でeパルスが黒く染まります。
逆に言えば、「許す」ことこそがトモロウに与えられた課題、試練です。

完全体への進化が安定するまで時間がかかったのも、この「許す」という感情をどう制御して向き合うのかがわかりにくかったからでしょう。
世間を騒がせ許されないことをする相手にクリーナーとして立ち向かう必要があったのも大きいはずです。

ブリリアントソーンからミハルを守った理由、そして巨大化したメフィスモンを一刀両断したこと。
どちらもがこの「許す」をテーマにした展開だったように今では思えます。

当然、究極体の進化条件にも「許す」は絡むはずです。
始まりのあの日、ゲッコーモンを追って1人で兄を探しに行ったように、今度はグローイングドーンの皆で兄を探しに行くのです。

 

おわり

考察しがいのある良い作品でした!
終わるのが惜しいですね。

前作のゴーストゲームも終わるのを惜しんでいましたが、本当に今作は背景設定がよく練られているのを感じていてですね。
こんなに究極体進化を詰め込んで終われるのか!?大丈夫なのか!?みたいな雰囲気がハバキリモン進化回でありましたね。
ぼくは機会が来ればやるだろうとは思っていましたが。

実際に機会を用意してくれていたので一安心です。
最後まで楽しみますよ!

 

 

ノシ