どうも、ものだねです。
まあ、書くかどうか悩んだんですよ。
何度も書こうと思ってはフラッシュバックに対する嫌悪感から筆を折りましたし、
今回もそれに近い感覚と、
正確性に欠けるn=1という当事者の物差ししかないことを書くわけですから。
自分がフラッシュバックを起こす原因
n=1ですから、そこを明らかにしないとですよね。
ぼく自身に核となるトラウマが明確に存在するわけではなく、
あくまで推測として生育環境由来の一種の自責癖なのではないかと考えています。
自分の認識なんて後からいくらでも歪められるので、
あくまでも自己認識の範囲でですが。
事実としては小学生の頃からフラッシュバックがあり、
高校生辺りで暗いテーマで創作しようとしてその暗さに吞まれそうになり、
手を引いた結果としてその創作はお蔵入りしました。
対処法を編み出した経緯
就職して帰宅する途中、気圧の低さからかネガティブになり、
運転中にフラッシュバックが襲ってきました。
注意力散漫で事故ったら大惨事ですから、どうにかしようと考えます。
そうした日々が数ヶ月と続き、はたと気づいたんですね。
(これ、全然冷静じゃない。パニックと言ってもいいのではないか)
ひとまず自分が冷静ではないことを理解するよう努めました。
それでもフラッシュバックは起きるもので、
更に1年経った頃だったでしょうか。
細部は違うかもしれませんが、だいたいこんなことを思いました。
とっくの昔のことなのに、謝る相手もいない、そんなことで
なぜ自分は延々と悩まされなきゃいけないのか。
「これは終わったことだ」
唐突に、そして今に至るまで自分を救う魔法ワードの誕生の瞬間でした。
フラッシュバックの対症療法
上記を簡潔にまとめましょう。
やったことは2つ。
- 自分がパニックを起こしていると自覚する
- 過去の出来事であると理解する
①自分がパニックを起こしていると自覚する
つまり、冷静じゃないんですよ。
パニックって言葉は知ってても、実感としてどうなるかっていうのは
なかなか想像がつかないんじゃないかと思います。
何していいかわからなくなっているんです。
優先順位がわからないとか、
そもそも何かアクションを取るべきだと思ってても選択肢が出てこないとか、
そういう状態です。
深呼吸をしたりとか、自分がパニックなんだと言い聞かせたりとかして、
とにかく少しでも落ち着きましょう。
②過去の出来事であることを理解する
少し落ち着いたところで、過去の記憶と現在の自分を切り離します。
実際に何をすればいい、というのは自分でもよくわかっていません。
ただ、「これは終わったことだ」と念じ続けて自分を根気よくなだめていると、
その記憶は二度とフラッシュバックすることがなくなりました。
「十分反省している」「次から気を付ければいい」
こういうワードも使ってはみたものの、自分を鎮めることはできず、
効果が一番はっきりと出たのは「これは終わったことだ」でした。
フラッシュバックが起きなくなるわけではない
あくまでこれは対症療法です。
ぼく自身、フラッシュバックする記憶のストックがなくなるまで
数年がかりで続けているものです。
一時期に比べてフラッシュバックの頻度は減ったと思いますが、
そんなことすらフラッシュバックになるのか、
と驚くような記憶がいきなり蘇って自分を責め立てる状態は続いています。
なのでトラウマを抱えた人に適用できるようなものではないだろうとは考えています。
ただ、ぼくと似たような人が救われるかもしれない、という
小さな祈りを込めて、ネットに放流したいと思います。
一番はこんな日記読んでるよりかはカウンセリング受けることだと思いますが。
ノシ