どうも、ものだねです。
FGOはzeroコラボ復刻の真っ只中、
三田先生、召喚おめでとうございました。
ネロ祭は新たなステージ(ニューヨーク)へ。
そこに嫁ちゃま赤王ちゃまPUは存在するのか?
プロトギル実装でぼくは阿鼻叫喚の召喚に挑む羽目になるのか?
いろいろと気になるFGO情報が出てきましたが、
それはさておき天動説の3周目を見る前に
感想をとりまとめておきたい次第です。
第7階層。
これに文句をつけられるやつなんているのか?
褒めるところしか存在しない2話です。
ザビ夫と手を重ねてご満悦のネロちゃまが可愛い。
ザビ子に花を手向けるシーンもまた尊い。
「この剣は太陽の現身、もう一振りの星の聖剣」
ゲーム中でのセリフを持ってきてくれるのは素晴らしいです。
ガウェインはガラティーンの威力がすさまじかったですね。
ゲームのザビはどうやってあの宝具を切り抜けたんだと思わずにはいられない。
実際にアニメ初見の時のぼく
「ふぁ!? マジでエクスカリバー!?
いやいや無理でしょいやでもネロちゃまなら落陽が、
いや肉体消し飛んだら意味ないぞ嘘だろどうすんのこれ」
ってなりました。
本来ならば聖者の数字EXの突破方法を考えるところから始まりますが、
一撃を既に与えた後と示すことですんなりと打ち合いに入りましたね。
「剣に疲れはありませんよ、ただ少しずつ錆びるのみです」
このセリフが後々に響いてくる。
レオは流石の強さ。
BBを閉じ込める程の術式「聖剣集う絢爛の城」を扱えるほどだったので
このくらいはしてくれないと。
そして描き切ってくれたことが素晴らしい。
最下層にまで落ちたザビネロ。
そして見送るトワイスの祝辞。
「どうかその道行きに光あらんことを」
「その道行きに光あれ」
1話ラストでは神父に光あれと言われたザビですが、
今度はゲームのようにトワイスに祝辞を送られました。
これをエモいと言わずして何と言うのか。
そして再び舞台に戻ってきたザビネロ。
ガラティーンを再び受けるも、その光線を折る。
黄金劇場をも破壊するガラティーンはすさまじいですが、
「星馳せる終幕の薔薇」にて剣を折られてしまうのでした。
まさか告白剣で決めるとは予想外でした。
おそらくあの鎧の傷は黄金劇場へと引き込まれて受けた傷だったのでしょう。
そしてそれは「童女謳う華の帝政」だった。
だから開演前に壊す。
そんなん考察に入らなきゃわかんねえよ!?
ついでにいうとそこで使わないんだったら
アサシン先生に「花散る天幕」使わないでそっち使ってほしかったです!!
これにて第7階層は閉幕。
幻のレオルートへと突入しました。
こうして描いてくださるのはとてもありがたいと思います。
EXTRAでもCCCでも敗北の先を歩むことができなかったレオの救いです。
トワイスの自分語りは唐突に。
最初期に描かれていたというキャス狐ちゃんの活躍を拝みたかったのですが
思った以上にちょい役で残念でなりません。
こうなれば第4階層をおまけで描いてほしいですね。
実のところ、覚者が去っていたのは拍子抜けでした。
でも、トワイスが諦めたのなら当然の結末だと思います。
見どころだったのはレオの結末と、ザビネロの結末。
ショタトワイスも良いものでした。
「いいえ、剣は疲れません。剣は主の命のもと、崩れ落ちる一瞬まで輝くもの。」
CMでずっと「錆びる…」を聞いてたのでこれはとても響きました。
EXTRAでのガウェインはレオの王聖が不完全であると
知りながらその剣であったのですが、
今度はその先……完全なものとなった王聖の輝きのもとに
剣となり振るうことができる。
ガウェインとしてはこれ以上ない喜びだったと思います。
「邪悪を払うは星の聖剣」
ガウェインの詠唱も胸にきますが、レオのこの言葉もまた胸にくるのです。
CCCをアニメ化しないという意思を感じます。
残念ではありますが、あの展開はゲームならではだと思うのでいいと思います。
そしてネロちゃま渾身の一撃。
「余の名はネロ!ネロ・クラウディウス!
この月において最後まで戦い続けた勇者の、
愛すべきサーヴァントである!!」
めっちゃ告白ですね。
めちゃくちゃ甘々な展開をしつつ、シリアスな場面でものろける。
CCCでもそんな感じでしたがねHAHAHA。
ここは、ある種の対比であるようにも見えるのです。
最期まで一緒にいようとしたEXTRA。
身を挺して月の裏から掬い上げようとしたCCC桜エンド。
あるはずのない記憶と約束を以て悪あがきの果てにサルベージしたザビと結婚したCCC鯖エンド。
繋ぎとめたザビを今にも消えてしまいそうな声で呼びかけるEXTELLA焔詩編エンド。
どれもがネロちゃまにはザビがいないといけないんだと思わせる終わり方でした。
しかし、ネロちゃまはFGOでも言わなかった願いを口にして、
そしてそれは叶ったのです。
これをグランドフィナーレ以外の何だと言うのか。
ネロちゃまへの救いでもあったんですね。
このネロちゃまは
「ザビという星を送り出した喜びを胸にいつまでも刻んでおく」
ネロちゃまだと思います。
ああ、なんて希望に満ちた――。
ラストのエンディングもにくい演出ですよね。
EXTRAの剣が海底に刺さってるエンディングに匹敵するエモさだと思います。
できるならこれはネットで全体図を見る前に見たかったです。
金髪凛ちゃんはノーコメントで。
あれわかりづらすぎてシナリオ本(発売済み)待ちにしようと思います。
買えるのいつになるかなあ(遠い目)
ラスアンのザビはEXTRAのザビとは明確に違うんだなって思ったシーンもあります。
「暴君の名は伊達じゃない」
これがぼくの中のEXザビのイメージとは違う台詞だと思いました。
なんというか、ネロちゃまの「暴君」という自称は自嘲も含んでいるんですよね。
それをあえて呼ぶときはネロちゃまがリサイタルしようだのと、
はた迷惑極まりないことをしようとしてる時だけだと思うのです。
記憶も怪しいので、あくまでイメージの話に留めておきますが。
それではこんなところであらかた書いたと思うので。
このラストアンコールという物語は、
「EXTRAのアニメ化」と思いながら見ると劇物で到底受け入れがたく、
「EXTRAの有り得たかもしれないもう1つの結末」と思いながら見ると
とても尊く感じられるものだと思います。
受け入れられなかった人も、
今度見るときは別の視点から見てはいかがでしょうか。
ノシ